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コタツとマスクと甘えん坊

和希がぴくりと小さく身体を揺らす。 お互いの唇を愛撫するようにはむはむと挟み、次第に舌を深く絡めていく。 顔を横に向けたままが辛くなった和希はキスをしながら身体ごと壮史に向いた。 両手を壮史の頬に伸ばし、愛しそうに撫でながら壮史の舌を吸った。 「…………なぁ」 「……ん?」 「勃ったんだけど」 和希は思わずふふっと笑ってしまいながらもキスをやめようとはしない。 頬を撫でていた片手を首筋から胸に、胸から腹に、そして反応しているソレをそろっと撫でてからジーンズのボタンを外した。 和希が下着の上から撫で握るとひくりと動きながら質量を増す。 壮史が和希の項に手をやりぐっと引き寄せ舌が深く絡められたと思ったら、服の裾から壮史の手が入ってきた。 「…っ!冷たっ」 「もう止まんないけど…寝室行く?」 壮史が首筋にキスを落とし手を腹から胸にかけて滑らせると、触られる期待で胸の突起が芯を持った。 「……寝室寒い」 壮史の指が一瞬乳首を掠め和希が身を捩ると壮史はふっと笑って唇に軽いキスをして立ち上がった。 寝室から戻ってきた壮史はローションと避妊具を手に持っている。 開かれたジーンズの間には色を変えるほど濡れた下着が覗いていた。

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