210 / 412

コタツとマスクと甘えん坊

使ったタオルと和希の着替えを洗濯機に放り込みスイッチを入れる。 洗面器を片付けると壮史はソファに身体を沈めた。 下半身がぞわぞわと強い快感を求めている。 壮史はジーンズのボタンを外し下着をずらすと性器を露出した。 握って扱くとすぐに先走りがぷくりと湧き上がった。 竿に絡めるようにして上下に擦り、硬く張った袋にも手を伸ばす。 あのまま和希の中をかき回し腰を打ち付け精液を溢れるほど出したかった… 孔がパクパクと口を開け閉めしながら精液を吐き出すのをまた性器で押し込み、 ぐちゅぐちゅになった中を、和希の口を塞ぐような深いキスをしながら奥の奥まで挿れそのまま果てたかった… 泣くように、もっとと縋るように、強請るように喘ぐ和希を思い出し、壮史は扱く手を早める。 『壮……壮史っ』 「和希、和希っ!………はっ、うっ………」 自分を呼ぶ和希の声が耳の奥で蘇り、壮史は精液を吐き出した。

ともだちにシェアしよう!