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コタツとマスクと甘えん坊
壮史が作ってくれた卵粥をふーふーしながら食べさせられ、薬を飲んだ和希を見ると壮史はまたお湯を入れた洗面器とタオルを持って寝室に戻ってきた。
先程の事を思い出し赤くなった和希を見て見ぬ振りをしながら壮史は和希の服を脱がせた。
身体が熱く朦朧としていたさっきとは違い、壮史の手が少し触れるだけでも反応を返す和希に壮史の下半身に早々に熱が集まる。
上半身を終わらせ服を着替えさせると壮史はさっきと同じようにズボンと下着に手をかけ抵抗される前に一気に足首まで引き摺り降ろす。
あっと小さく声を上げた和希が鼠径部を隠すように膝を抱えた。
壮史は和希に見られないようにほくそ笑む。
これまで数え切れないほど抱き合い、朝だって昼間だって時間と都合と和希が良しとするなら抱き合ってきた。
それでもいつまでたってもこうやって恥ずかしがる和希が、
壮史の大好物だった。
事に及んでしまえばそれなりに応じるのだか、始まるまでが恥ずかしいのか、
それは謎だが、
恥ずかしがる和希はかわいく、
意地悪をしたくなり、そしてからかいたくもなる。
和希をあやし、宥め、時にほんの少し強引に快感に沈めていくのが何よりも楽しく、
そして気持ちよかった。
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