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初心にかえる初詣
あまりに突然で、驚き、文字通り和希は飛び退いた。
嫌かと聞かれ、嫌だったかと考えると嫌ではない。
和希が首を横に振ると、壮史は触らせてと小さく言ってそっと触れた。
それからそういう行為をする際には道具が二つ足された。
ローションと避妊具だ。
どれが合うのか、好きなのかわからなかった、と壮史は色々な種類を買い込んできては、
日毎に試し、ゆっくりと和希を解していった。
ここでようやく和希はネットの情報に縋る。
壮史が触れるとなると任せっきりには出来ない。
元々が排泄器官であるそこに好きな人が触れるのだ。
自分が出来る限り清潔な状態で触れてほしい。
自分が挿入される側になる抵抗は端から感じてなかった。
壮史がそうしたいのならそれでよかった。
触れるだけだったのが指を入れられるようになり、
それが日毎に深くなり、
それに慣れた頃入れる指を増やされ、
違和感だけだった身体は触られ入れられるのを欲するようになっていった。
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