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初心にかえる初詣

「和希、息して」 きつく噛み締められた和希の唇に壮史が舌を這わせる。 和希は顔を反らし止めていた息を吐き出した。 ぐぷりとカリ首が入り込み、そのままゆっくりと狭い壁を擦るように奥へ奥へと性器が入ってくる。 「ん、あっ、」 自分でも知らなかった身体の奥に壮史がいる。 和希が壮史を見上げると壮史が荒い息を吐いた。 「………入った」 苦しそうに顔を歪めた壮史が和希の手を取り、繋がっているそこに導く。 裂けてしまうのではないかと思えるほど孔が皮膚を薄く伸ばし広がり硬く熱い物を包むように受け入れていた。 「痛くない?」 壮史のこの時にだけ聞く甘い声が低く囁くように聞く。 和希が首を縦に振る。 「動かなくてもイきそう……」 壮史の表情で快感に耐えているのがわかり、和希は壮史の頬に手を伸ばした。 「和希、ちょ、っと、締めるなって」 「壮史、いいよ、動いて」 壮史がゆっくりと腰を引くと性器が狭い壁を抉るように擦り、和希は思わず上がる声を必死で堪える。 「ゴムが抜けそう」 壮史がふっと笑った。 壮史の顔を見た和希も釣られるように笑った瞬間ずんと奥まで入れられ、和希は仰け反り喘ぐ。

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