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大人でも子供でも

がばっと布団をはぐと壮史はサイドテーブルに手を伸ばしエアコンをつけ、引き出しからローションと避妊具を出す。 枕元近くにそれらを置くと和希に覆い被さり最初から深くキスをしながら髪を撫でた。 「ん、んぅ」 合わせた唇の隙間から和希の甘い声が漏れ、耐え切れなくなった壮史の手が和希の身体に滑らされる。 胸の突起に手を這わされ爪で引っかかれると和希はびくりと身体を震わせた。 「壮…」 漸く離れた口で名前を切なく呼ばれ、壮史ががばりと身体を起こす。 和希のズボンと下着を剥ぎ取るように脱がすと和希が慌てて股間を両手で隠した。 「和希、見せて」 和希が赤い顔で首を横に振る。 「和希…」 壮史が甘く呼びながら和希の手首を掴むと和希はさほど抵抗せずに手を離した。 ぴくんと揺れながら勃ちあがったソレは壮史からの愛撫を待ち詫びるように濡れ誘っているように見え、 壮史は舌を出しながら引き寄せられるように口に含んだ。 「あ、壮、」 喉の奥まで飲み込み締めると和希の腰が浮く。 震える脚を抱き壮史は夢中で舌を絡ませ愛撫する。 和希は壮史の頬に手を伸ばし切なそうに顔を歪めた。

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