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どっちがお好み?

和希をベッドに寝かせようとする壮史を和希が胸に手をつき止める。 「しっぽが…」 和希が身体を捻り、燕尾のジャケットの後ろのしっぽを見る仕草がやけに妖艶で、壮史はそのまま和希をうつ伏せに寝かせた。 前に回した手で胸の突起を擦りながら網タイツの脚を足首からそっと撫で上げると和希が上がる息を堪えた。 視線を上げるといつもと違う小さな下着があり、それに手を伸ばすと和希が身体をまた捩った。 そうすることによって下着の横が紐なのが壮史に見えてしまい、壮史の手が網タイツの上からそこに厭らしく触れる。 「あ、壮史」 「…エロすぎ」 網タイツのせいで直接触れられないもどかしさに和希が細い声を上げながら腰を捻るのを壮史は上がる息もそのままに見つめ触れた。 「壮、壮史…」 「ん、俺も限界」 壮史は一旦身体を起こしローションを取り出す。 蓋を開ける音に和希が振り向くと壮史の手が網タイツにかかり、指を二本入れるとそのまま横に引き裂いた。 和希の腰を上げさせると下着を横にずらしローションを垂らす。 冷たさに和希が身体を捩ると臀部に壮史の手と舌が這った。

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