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甘い恋人
「あっ、ん」
思わず上がった声に和希が自分の指を噛むとすぐさま壮史の手がそれを外してしまう。
「エロい声我慢するなって」
「や、だっ」
腰を激しく打たれ首を振りながら和希が仰け反る。
「我慢できなくすればいいんだな」
「えっ…」
和希の脚をさらに上げさせ上から落とされるように性器が出入りし始めると和希は絶え間なく喘いだ。
「あ、んんっ、壮、そうっ」
「和希、すげーかわいい」
持ち上げた脹脛にキスをしながら壮史の欲情しきった声が落ちてくる。
クッションを置き和希の腰をそれに落とすと膝裏に腕を入れ壮史が激しく動く。
和希が壮史の腕を触ると腰を振りながら上体を倒し深く唇を合わせた。
「壮、俺、も、イク」
キスの合間に途切れ途切れで和希が果てを強請ると壮史の手が和希の腰を掴んだ。
ぱんぱんと肌がぶつかる音を響かせ壮史が和希の中を擦り抉る。
「ぁ、ん、あーーーっ」
びくんと大きく跳ねた身体は痙攣を起こしたかのように細かく震えながらどすんとシーツに落ちた。
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