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溢れる家族愛
和希の腰を掴み浮かせ下からつきあげるように腰をぶつける。
和希の性器が蜜を飛ばし揺れるのを見ながら和希を果てに導く。
「あっ、んゃっ、ん、んんー………」
猫が甘えるような高い声を上げた和希の身体と性器が震え、白濁の液が和希の身体の上に散る。
ぴくぴくと痙攣のように震える和希に深いキスをしながら壮史も腰をうちつけ達した。
くぐもった甘い声を上げ和希の腕が壮史の首に回され、舌を懸命に絡めてくる。
射精が終わると壮史は身体を起こし、避妊具の根本を押さえながらゆっくりと和希の中から出ていく。
「ん、…んぁ、壮、はぁ……」
和希はうんと言わないが、萎えかけの性器がゆっくりと出ていくのが和希は好きだ。
壮史はわざといつもよりさらにゆっくりと腰を引いていく。
腰を震わせながら細く喘ぐ和希は血が沸騰するような錯覚を起こすほど妖艶で、
抜きかけの性器をまた奥まで押し込みたくなる衝動を唇を噛むことで押さえ込んで壮史は漸く和希の中から抜け出た。
「壮史、好き…」
掠れた甘えるような声で呟く和希の声を聞きながら避妊具を始末し、和希の上に覆いかぶさり触れるだけの軽いキスを落とす。
「好きだよ、和希」
照れがなくなった訳じゃない、
でも口にすれば和希が蕩けるような笑顔を見せる。
もっと早く言うようにすればよかった。
だから壮史は今日も照れを隠して和希に囁く。
「すげー好きだよ、和希」
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