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物語本編 05

 一人で興奮し、フェンスに寄り掛かる財前。 財前「更にツンデレ要素追加……! どこまで俺を翻弄する小悪魔なんだ、鈴木……」 鈴木(うわー、なるべく目立たないように平凡ライフ送ってきたのに、よりによってとんでもないヤツに目ぇつけられたー)    財前のオーバーリアクションぶりを、遠い目で見詰める鈴木。  軽い絶望感を覚えつつ、鈴木は数歩後退りながら、屋上のドアを指差す。 鈴木「あの……もう帰っていい? 昼休み、終わるから……」  逃げるように立ち去ろうとした鈴木の腕を掴んで引き留める財前と、竦み上がって怯える鈴木。

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