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物語本編 11
映画館に到着。
休日で、そこそこ混み合っているロビー。
鈴木は、モニターに表示された上映時間を確認する。
鈴木「まだ時間あるから、俺飲み物買ってくる」
売店のカウンターへ向かう鈴木。
「飲み物か…」と顎に手をやって、何かを考え込むようにしながら、財前が後ろからついてくる。
財前「初めてのデートではちょっと早い気もするけど、鈴木の為なら、俺の極上生搾りミルクを提供するよ?」
恍惚とした顔で言う財前を無視して、「すいませーん」とカウンター越しにスタッフを呼ぶ鈴木。
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