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バイブ

「お尻の穴、洗ってたな……誰に教わったのか教えて?」 お尻の割れ目を撫でながら、高い声で脅してくるヒサメ。 「オレじゃない誰かに股を広げて、突いてもらってたんだよな?」 いつの間にか、ヒサメの手にはちんちんを形どった太いバイブが握られていた。 「いや……ヤダ、からやめて、くだちゃい」 ぼくはお尻を隠すように左足を体に寄せて抵抗する。 「なんでぇ? やって欲しいから準備したんでしょ?」 ヒサメは今度、人懐っこい笑みを浮かべて、柔らかな口調で話し始める。 ぼくの脚を小さい身体からは考えられないような強い力でどかし、器用にパンツの隙間を通して穴へとバイブを突っ込んだ。 入口の浅いところを何度も擦られるから、ぼくはイヤなはずなのに無意識に腰が揺れる。 「本当に嫌だと思ってる?」 すぐに強い振動が奥へと迫ってきて、内壁がズルリと擦れたのと前立腺をいきなり突かれたので、一気に天へと昇った。 「いやぁアァァァァ!!」 ヒクヒクと身体を震わせながらヒサメを見ると、ヒサメは複雑な顔をしていた。 「ヒ、サ……メ?」 君がそうさせたのに、なぜ君がそんな顔をするの? 速度を緩めたヒサメの頬に触れると、ヒサメの瞳を奥が揺れていた。 「イヤイヤなのに、ドライでイくってなに……?」 怒っているようでもなくさっきまでの威勢が嘘みたいだ。 「まだ、付き合ってなぁ……お願い」 弱々しいけど、優しく抱きしめられるぼくちん。 ヒサメは本当に不思議な人だ。

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