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第2話
ビシャ!
急に誰かに水をかけられて起きた。
そこに居たのはいつもくる例のイカつい男だった。俺は焦ったのもあるけどそれから恐怖が襲ってきた。俺がビクビクしてうつむいていると
「おい!お金を全部返してねぇのになに逃げてんだ?」と言いながら髪の毛を掴まれて上を向かされた。
「す、すみません。けど、俺にはもうあんな金額無理です」
「それはこまるなぁ、ちゃんとお金を返してくれないとなぁ」と睨みつけてきた。
俺は怖くてたまらなかった
そうすると男がニヤニヤしながらこっちに向かって来た
「お前、前から思っとったけどめっちゃ可愛い顔しとるなぁ」
「えっ!?急になんなんですか」
俺は言いたくなかったけど男にモテる
電車に乗るといっつも痴漢される、子供の頃は誘拐されかけた事がある。この人もそっち系の人なんだと思い恐怖がさっきの倍になった。
「逃げないと」っと思い逃げれる隙を探した
その後男が何か言おうとした時、電話がかかってきた。その時男は、「チッ」と舌打ちをして俺の髪の毛から手を話して電話に出た。
その時俺は改めて部屋を見渡した。部屋の中はソファーとか机が置いてあり窓は閉めてあってカーテンもしてあった。電気はついていた
ドアが1つだけあった
それに気づいたけ俺は「今しかない!」と思い腕はラッキーな事に縛られていなかった。それは、俺が小柄な方だからだ。身長も158センチで体重は、46キロと軽い方だからそれに油断したんだろう
俺は思いきってドアの方向に走った。
イカつい男は、「あっ!クソ!」っと舌打ちしながらこっちに向かおうとしている
俺は思いっきりドアノブを回してドアを開けた
そこには…
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