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第2話

朝まで仕事をして、帰宅したら朝食とともに新妻を悦ばせる…というのはよくあること。 そうお隣の奥さん、赤鬼のベニカさんがそう教えてくれた。 まあ、そもそも鬼人は鬼なんだから仕事は夜だよね!! ニオアさんが事務職っていうからすっかり忘れてしまうけれど、そもそも鬼人といえば戦闘種族だし…荒ぶるいろんなものがあっても仕方がないよね。 それが性…げふんごふん、自分に向くと…ちょっと困るんだけど… そんな肉食系鬼人男性はとても精力的だ。 もちろんニオアさんも例外ではない。 さっきだって朝っぱらからどろどろになってしまったからお風呂に入る。 お風呂に入ってスッキリした顔で仕事にいく。 もちろんお風呂では必ず1ラウンドある、いや、2ラウンドだってある。 どんなにどろどろになっても源泉かけながしの温泉が冷えることはないから安心… だけど腰がいたい。 人間の精液は一生の量がきまってるとか聞いたことがある…いつか出なくなるんじゃないかと本気で心配。 みんなこんな生活してるのか… 鬼人夫婦ってすごい。 ニオアさんを仕事に送り出した後、僕はベッドで軽く二度寝する。 昼前に起きてまだ違和感が残る腰をかばいながら家事をして、夕飯の下準備をする。 鬼人達は1日二食なのでお昼は作らなくてもいいのがなによりもありがたい。 夕飯を作り終わったらお隣のベニカさんに習った簡単なお菓子を作る。 1日二食しかないから小腹を満たすための3時のおやつは必須。 今日はくるみのクッキーだ。 材料は混ぜるだけでできる簡単クッキー 夕飯を作るのが先って順番がおかしい気もしなくもないがこの方法が一番ベストだった。 なぜなら… 「今日は鬼胡桃の焼き菓子か?」 焼きたてのクッキーの乗った天板を取り出している僕の後ろからニオアさんが手元を覗いてくる。 美味しそうって笑うその顔は美麗すぎて… 目がつぶれたらどうしよう。 …ああ、好きだなぁ…って思う。 「味見、どうぞ?ベニカさんの作り方で…」 頬の赤さを誤魔化すためにニオアさんの腕の中でくるりと回り、向かい合わせになった僕が差し出した、まだ温かいクッキーは受け取られることなく手首ごと青鬼さんの手に掴まれた。 「え?」 ぐいっと引き寄せられて腰に手を周され密着する下半身にどきりとする。 目の前で肌よりも青の濃い唇から覗く白い八重歯がクッキーを砕いた。 「あ…」 少し固めに作ったはずなのに、ポロポロと儚く砕けたクッキーが僕のすこし着崩れた着物の合わせ目に落ちた。 「あっ」 急にどろりとした濃厚なピンク色に変わった空気にドキドキする。 「ああ、もったいないな」 そういってニオアさんは着物の前合わせを開き、僕の平な胸とその谷間の間に落ちたクッキーの欠片を唇で啄む。 「ここにも」 そういって僕の小さな胸の頂をぱくりとくわえた。 「ひゃぁん!!」 「ん…甘くて美味い…」 ニオアさんは甘く舌で転がし、甘くかむ。 「んんーーっ!!」 びくりと体を仰け反らせる僕の胸元からお腹にかけて小さな欠片を探すように唇を落としていく。気づけば調理台の上。 「ひゃんっ!」 おヘソに舌が入りぬちぬちと舐められお腹の中がきゅうきゅうぞわぞわする。 いつのまにか前面がすっかりはだけた着物は僕の立ち上がったモノを隠すことなどできず… 「ゃああんんん!」 ぱくり、ニオアさんの口の中に僕のものが消えた。 あ、あ、あ、食べられてる僕のものがニオアさんにっ 「ひっ…ひっぃっ…やっ、やぁぁっ」 じゅぷじゅぶと音をたてて舐められじゅるると啜られ… 「ひにゃああんんんっっ!」 僕は呆気なく達した。 「んんーーー!!」 達したばかりではふはふと空気をはむ僕の口にニオアさんの唇が合わさり… 「ん゛んん゛っ!」 どろりとした唾液よりもねっとりとした温かなものが… ぎゃーーー!! これ、さっきだしたやつぅぅぅ!! やだやだやだーーーー!!のみたくなあぁぁあい!! 「ンむーーーッ!!」 どんどんとニオアさんの厚い胸板を叩くも動じる気配なんてなくて、どろどろが2人の舌の上で唾液と混じり量を増やしていく。 しかも口の中にばかり意識がむいていた僕とは違う余裕のあるニオアさんは朝の名残で潤っていたそこに熱くて濡れた切っ先をあて… 口内だけでなく下からもくちり、という音がしたと同時にごくり、と二人分の唾液と僕の精液が飲み下された。 「ーーーっ!!」 そして、唇が解放されたと同時に一気にズブリと熱い杭が肚の中へと潜り込んできた。 「あ゛っ!…あっ…ひあっ」 衝撃にびくびくと震える僕の耳をねっとりと青い舌が舐める。 「ふっ…ひぃんっっ!」 着物! 着物はガードが弱い!! 鬼人達の着物の普段の着方はとても緩い。 帯も絞めすぎると動けないから緩い、つまり…旅館の浴衣並にガード力が弱い。 もう少し着物の改良を求めたいぃぃ! 「甘い、な…」 かすれた声が耳をくすぐる。 それは何についての感想ですかーーー!? 「イリヤの作るお菓子はいつも美味い」 あ、お菓子、お菓子のことだよね。 「だが…」 ゆるりと長さを教え込むようにゆっくりと、絡み付く内壁をねっとりと擦っていくモノの熱さと固さが体をじりじりと焼いていく。 「お前の方が俺好みだ」 の声にぞくぞくと感じてぎゅうと中のものをしめつけると、まるで宥めるようにゆるゆると揺さぶられる。 「やぁっ!いっあぁっん!」 ニオアさんに正面から軽々と抱き上げられる。支えもないのに全く不安にさせない力強い体にしがみつく。 あぁ!これ、AVでみたことあるやつ… 「くふぅっ…あふぁあっ!!ふかぁっ!」 ニオアさんに抱えられ、完全に脚が浮いた状態の僕は自重で最奥をごりごりと容赦なくえぐられる。 「ひはっ!はっあっ…あ、あ、あっ…うぅーーっ」 激しく穿ち貪ることなくなくゆったりとなじませるような交わり。 それが苦しくて、熱くて、でもきもちよくて。 「やだぁっ…あつ…いっ!なか、なかぁっ!!」 「気持ちいい?」 涙に歪む視界でうっとりと微笑むニオアさんはとても気持ち良さそうで…でもちょっとくるしそうで。 それが達きそうなのを堪えて顔なんだって解ったら、僕の体で気持ちよくなってるんだって知ったらもうっ… 体感だけじゃなく視覚とかなんか胸の奥からも犯されていく。 僕の全てかニオアさんに。 「き、きも…ち…いイッ!」 うんうんって頷くとすり…と頬を合わせられる。 もっと、もっと、と際限なく苛むのは激しく穿つ快感に馴らされた体なのか、ひとつになってしまいたい心なのかわからなくなってくる。 「ニオアさんっ!」 込み上げる想いが言葉にならなくて名前を呼ぶ。 切羽詰まった僕に嬉しそうに微笑みながらほしいのにくれない。その珍しい意地悪さとむせるほどの甘い空気ににきゅんとした。 胸のきゅんは下にも直結してるわけで… 「や、や、もっとぉっ!!」 僕は恥ずかしさも忘れもどかしさに煽られるままニオアさんの腰に脚を絡めた。 厚い胸板にしがみつく、ぐちゅり、と深く触れあった場所から真っ白になるほどの快感が走る。 あ、あ…でてる… ニオアさんの綺麗な青いお腹を僕が白く汚してる。 「はっ…はひっぁ!ひぁあっ!」 ぶるぶると震えたまましがみつく僕の腰をぐいっと掴み、ニオアさんは先程までの緩慢さが嘘のように激しく突き上げ出す。 「ひああっ!あ、あ、あ、もうっ…もっらめぇっ!やらぁ、ひっ…ひっ、にぃあひゃんんン!」 舌が回らないのが恥ずかしい。 「くっ…私も…」 ニオアさんに堪らない!というようにきつく抱き締められ、絡ませた脚がびくり、と跳ねる。 圧迫されぐりっと中に在るものの形を一層強く感じ、その快感に目の前に火花が散る。 「あーーっ!!」 打ち付けるような動きのあと、熱いものがお腹に満ちる。 はふはふと息をする僕の口の端からはしたなくこぼれた唾液を嘗めとった舌が、快感に痺れたよう舌に柔らかく絡み … 「んっ…んうっ…」 熱が冷めるまで優しく宥められた。 キッチンでとろとろに溶かされた僕はくったりと籐の長椅子に沈み、ニオアさんはそんな僕を甲斐甲斐しくお世話してくれる。 お茶も二人分用意してくれた。 掻き回された内臓は不快感を訴え、美味しいはずのクッキーも流石に今は食べる余裕がない。 「美味しい?」 「ああ、料理上手な嫁が居て私は幸せだ」 お茶をのみおわったニオアさんはお礼です、とぐったりした僕に再度挑み、今度は入れられることなくまたどろどろに舐めとかされ快楽の海に沈められた。 そのお礼の仕方はどうかと思う。 僕は飴じゃないから甘いって言うのもどうかと思う。 そうしてニオアさんまた仕事に戻っていった。 夜まで、体力を温存しないと本気で死んでしまう。

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