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第6話

※ R18推奨 エロ表現有り※ 「何か嬉しい事があったのか?」 先に部屋に戻っていた祐也が聞いてくる 「祐也さん 今日 女将さんから花嫁衣装を貰ったんです!」 祐也は驚いたように「俺たちの関係を話したのか?」とちょっと焦っていた 「いえ、違いますよ」 蔵での経緯を話すと祐也は困ったような苦笑いを浮かべる 「ダメでしたか?」 気落ちしそうになった所で祐也が盛大に吹き出す 「はははっ いくら何でも結婚はまだはやいだろう?」 図星を刺されて聖の顔は真っ赤になる。 男同士でそんな事は出来はしないと分かって入るのだけれど… 駆け落ちしてから そういう行為がまったく無い 本当はそんな対象に見ていないのか…とさえ思っていたから 聖は恥ずかしさの余り背を向けて急いで花嫁衣装を仕舞おうとした が、祐也に取り上げられ肩に羽織らせられた… 「聖も明日は休みだろう?」 そう言って花嫁衣装のまま後ろから抱きしめられ耳元で囁かれる 「…はい」 まさか、と思った。このひと月接吻以上の事はなかったから… 一緒にいられればそれでいいと思っていたから 「祐也さん…あの…」 「明日は一緒に朝寝坊だな」 意地悪そうに耳元で囁かれて痛いくらいに心臓が高鳴る きっと祐也にも伝わっているはずだ 聖の戸惑いをよそにそのまま深く口づけされた。 「あの…灯りを消してください」 全裸で布団に横たわると急に羞恥心が込み上げる 「嫌だ…やっと聖に触れられるのに」 ガッチリした祐也の身体と違いか細く頼りない自分の身体が恥ずかしかった 「大丈夫、俺に任せて」 僕は昨日まで そんな素振りさえ見せずにいた祐也の態度に戸惑った 祐也さんはそういう経験があるのだろうか? 「んっ…ふ…っ」 深く唇を重ねられゆっくりと舌が滑りこんで来る 今まで知らなかった感覚に熱い吐息がこぼれ、フワフワした目眩にボゥっとしていると口づけが首筋から胸へとおりてくる 「あっ?…や…祐也…さっ」 胸の突起を不意に甘噛みされてビクリと震える 「待って…」 制止の言葉をよそに執拗に胸を弄られ熱い息と舌の動きに妙な感覚がせりあがってくる 恥ずかしさに身をよじると祐也がたちあがり掛けた聖のソレを手で包み込む 「はっ…やぁ だめ…です…そんな事」 自分でするのとは違い大きな手で優しく刺激してくる 慣れない行為にすぐに達しそうになるが意地悪く限界を引き延ばされて我慢の限界だった 「祐也さっ…あぁ…早くっ」 肩にしがみつき訴える その言葉を封じるように激しく唇を吸われ舌が口内を侵すと 下腹部の熱が一気に頂点に達した 「んっ…ふ…ぁ」 「聖…」熱く囁かれる 視線が合うと恥ずかしさのあまり頬が熱くなり目を伏せるが 祐也は気にせず腰に手を回してくる その意味に気づき身体を強ばらせた 「嫌か?」 首を振って否定する 「違い…ます、恥ずかしくて…」 密着した祐也の下腹部も熱く昂っているのが分かって余計に緊張してしまう 男同士の行為がどんなものか本でしか分かっていなかったから 「大丈夫、無理はしないから」 そう言うと聖のモノを口に含んだ 「えっ…祐也さっ…や」 さすがにビックリして逃れようとした 「気持ちよくしてあげたいだけだよ…大丈夫すぐに慣れるから」 あやすようにそう言うと近くにあった腰紐を手に取った… 両手をひとまとめに拘束され 片足は柱にもう片方は座卓の脚にくくられ足を閉じることが出来なかった 「聖は悪い子なんだろう?」 本で読んだ行為を想像する… 「大丈夫 最初から酷い事はしないから」 そう言うと再度 聖のモノを口に含み感じやすい先端に舌を絡ませ吸い上げた 「あ…はぁ…お願い…口…離して……」 敏感な部分を刺激されすぐまた昂りはじめる 足を突っ張り耐えていると後ろの窄まりに指がゆっくりと侵入してきた 丹念に内部を押し広げられ指が二本に増やされるとある一点を執拗に擦り上げはじめた 「祐也…さん…ソレ いや…っ」 祐也が軽く歯をたてると呆気なく二度目を放った 「ひぅっ…っ」 それでも尚深く指を突き入れ刺激され続ける 「も…や、はっぁ…苦しっ」 達した筈なのに萎える事がなく頭の奥が痺れて何も考えられない ただただ祐也の手管に身を任せて喘いでいると指が引き抜かれ腰を抱え上げられ祐也のモノがあてがわれる 「力…抜いて…」 指とは違う硬く大きなモノが押し入ってくる 身体が強ばり中々呑み込む事が出来ない 「聖…」 耳元で名前を囁かれ身体が弛緩する その瞬間 深く挿入された… 「…聖…ごめん」 一言だけ言うと我慢の限界だったのか荒い息で腰を動かしはじめる ギリギリまで引き抜かれて、また深く突き上げられる感覚にゾクゾクした 「祐也さっ…んっ…」 激しく突き上げられ身体の奥の感じる部分が快感に支配されていく 初めての経験なのにその熱さに浮かされ喘ぎ続けるだけだった 「あ…ぁ、も…ダメ いか…せて」 祐也自身 一度精を放った後 そのまま二度目の抽挿を続けている 聖は自身のソレに触れて貰えず懇願した 「もう少し我慢して?」 その言葉に知らず知らずに祐也のモノを締め付けてしまう 最初とは違い緩急をつけて楽しんでいる 「祐也さっ…意地悪しないでっ…ぁっ」 なおも楽しむように、耳に、胸の突起にイタズラを繰り返す 「もう…お願い…」 涙目で懇願すると激しく腰を突き入れてくる 「あっ…はぁっ…」 切羽詰まって首を横に振る。手の拘束を解いて欲しかった 中々いく事ができずに身をよじって自身のモノを祐也の腹に擦り付ける 恥ずかしさなど遠に吹き飛んでいた 「聖…」 甘い声音と激しい突き上げに目の奥がチカチカする 「ひっ …うぅ」 祐也の手が聖のモノを優しく包んた瞬間白濁が散りソレに合わせるように身体の奥にも熱いものが注がれた 甘い口づけに身も心も溶かされ祐也との行為に夜はふけていった

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