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第46話 ハタチのお仕置き 3

「俺の上に座って自分で入れてみて」 「え・・・」 俺の言葉に、戸惑う涼太。 「早くしろよ。口に突っ込まれたくねーなら、俺が萎える前に来い」 「・・・」 涼太が、フラつきながら一歩前に出て、膝をつき俺に向かい合うように跨る。 俺の肩に頭を預け、両手で前から俺のものを持ち、自分の後ろにぐっ、とあてる。 「うっ、・・・んっ」 ・・・正直、涼太がここまでするとは思ってなかったな・・・。 「っはぁ、さきっぽ、しかっ、はぁっ、入んねぇっ、なんでっ」 「涼太」 「はぁっ、はぁっ、なにっ」 「なんで俺の言いなりになんの?」 「はぁっ、青がっ、はぁっ、怒ってっ、から」 なんで俺が怒ってたら言いなりになるんだよ・・・。 そんなに俺の事考えてんのに、好きにならないって、なんで言えんだよ。 涼太の腰を掴んで下に引き下げ、思いっきり奥を付き上げる。 「ひっっ!・・・あ、ああ、はぁっ」 「涼太、まだ入れただけなんだけど。またイッちゃったな」 俺の肩にしがみついて、涼太はからだを震わせる。 「ナカ、すっげー痙攣してっけど、そんなにイイんだ」 「あぅ、あっ、う、うごっ、くなぁ」 「でも、こっちはヒクヒクして、まだ足りなそうだけど?」 「青っ・・・、き、キス、して」 ・・・なんでだよ。好きでもないやつに・・・なんでそんなこと言えんの? 「舌、出して」 俺の言う通りに、涼太が口を開けて舌を出す。 俺は涼太の舌に触れそうなところで唇を止める。 「キスしたいなら、涼太からして」 涼太は、一瞬躊躇って、目を閉じて唇を重ねてくる。遠慮がちに舌を絡めて、お世辞にも上手いとは言えないキス。 「ヘタクソ」 俺が涼太に深く口付けると涼太の後ろが、きゅうっと狭くなる。 ・・・涼太、おまえほんとに、残酷なやつだな・・・。 「俺の事、好き?」 涼太のからだを揺さぶりながら聞いてみる。 「わ、わかっ、ねぇっ」 ・・・だよな。 「でもっ、のぞむより、青のっ、キスが、いい」 宮野と比べてんじゃねーよ。マジで無神経ヤローだな。 「青・・・っ、も、やだっ、はっ、青っ、あお・・・」 なんでそんな風に、名前呼ぶんだよ。 なんでわかんねんだよ。 ・・・俺が好きだって言ってくれよ、頼むから。 「ん・・・」 「酔い、醒めたか?」 ソファに寝かせていた涼太が起き上がる。 「おまえさ、なんで毎回のように意識飛んじゃうの?」 「・・・なんでだろ。オレだって知りてぇよ」 涼太に、水の入ったグラスを渡す。 「あー、でも、好きなのかも」 「え!?」 すすすす好き!?いきなり!? さっきまでわかんねーとか言ってたのに!? やべえ、めっちゃドキドキしてきた・・・ 「セックスが」 「は?」 「もう、気持ち良すぎて、飛んじゃうんだよな。青のせいで、男にハマっちゃったらどーすんだよ~。あ、でもやっぱ一生童貞はやだな」 「オイ、俺以外とヤるなよ?」 「・・・・・・・・・・・・うん」 なんだよ!その間は! そーいやこいつ、元々頭ん中、エロしかないやつだった! 俺は、とんでもないことを、涼太に教えてしまったかもしれない・・・。

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