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第63話 スクールリベンジ 3
青が、オレに・・・したくても出来なかったこと?高校の時に?
「えっと・・・なに?一緒にケンカしたかったとか?おまえ、けっこーマジメだったもんな」
「・・・なんでそーなるんだよ。ほんと色気ねえな!」
ネクタイをグッと引っ張られて、青の唇がオレの耳元に近付く。
「こうやって、涼太のネクタイ引っ張って解いて」
耳に青の息がかかって、ゾクゾクして体の力が抜けそうになる。
「シャツのボタン外して、首に噛み付いて」
まだ、どこにも触られてないのに、青の言葉にからだが反応してしまう。
「下から手を入れて乳首弄ったり・・・」
やばい、コレ・・・なんか・・・
「ベルト外して・・・って涼太、なんつー顔してんの?」
「はぁ・・・か、お?」
オレ、どうしよう。まだなんもされてないのに・・・
「すげーやらしい顔してる。涼太、もしかして、勃ってる?」
「うあ・・・」
青の手が下に降りてきて、ぎゅと掴まれて、
腰が抜けてしまいそうになる。
「あ、青、そこっ、痛えから、やだ」
「勃ちすぎなんだよ、どんだけ興奮してんだよ」
う・・・だって・・・
「青、・・・もう脱ぎたい」
「ダメだ」
「なんで・・・オレもう・・・」
「このままヤる」
青に腕を引かれて、ベッドに押し倒される。
「涼太、俺も、もう無理かも」
ブレザーを脱がされて、片足だけパンツを脱がされる。
「やべえ。想像以上なんだけど」
あ・・・青の顔がまたあの獣みたいな顔になってる。
「マジ変態な、おまえ、制服着たくらいで」
「その変態で勃ってる涼太もどーなんだよ。ほらケツこっち向けろよ」
「え!?む、むり」
「なんで?俺、制服でケツ弄られてよがってる涼太、いつも妄想してたし」
うつ伏せに押さえつけられて、腰を浮かされ、青の舌が後ろの穴にゆっくり差し込まれる。
「あ、き、きたねえって!あぁ、あぅ」
恥ずかしさで涙が出そうだ。
こんなかっこでこんなことされてんのに、気持ちいいとか・・・
「こういう涼太、ずっと見たかったし。もっと酷いことしたいって今も思ってっし」
なんだよそれ・・・。これ以上酷いことって・・・
「涼太、もう入れたい。入れていいって言って」
「い、い・・・ぁん、ん」
恥ずかしくて言えねえ!
青に見られないように、枕に顔を埋める。
「言え」
耳元で青の声がして、背中がゾクゾク震えて、オレは逆らえなくなる。
「あ・・・、入れて、ほし、い」
「はは、涼太、好きだよ。大好き」
なんでオレ、こんな風になると、青に逆らえなくなるんだ・・・
人のこと好きになったら、青みたいに強引になったり狂ったみたいに欲しくなるんだと思ってたけど、なんか違う。
オレ、ほんとに青のこと好きなのか?
ただ気持ちいいから、好きだって勘違いしてるんじゃねーか?
好きって・・・なんだ?
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