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第70話 おとなの缶 2

涼太の服をパパっと脱がせて、ボクサーパンツだけにすると、寒さで震える涼太は自分の肩を抱き、さっきよりも小さく体を丸める。 「マジでさむっ。エアコン入れろよ。あと毛布~」 「毛布とエアコンより、こっちのが暖かくなると思わねえ?」 以前、カズたちから貰った『オトナの缶』とやらに入っていた物を涼太に見せる。 「それ、エロ本とかで見たことあるぞ・・・。もしかして、ろ、ろ・・・」 「そー。ローター」 顔が青ざめる涼太。 「そそそそんなもん使って何すんだよ!オレ、電動ハブラシとか、マッサージ機とか、苦手なんだよ!」 「大丈夫だよ。ちゃーんと気持ちよくしてやっから」 ローターのスイッチを入れて、涼太の首にあてる。 「うあっ」 涼太のからだが、びくんっと反応する。 「~!ブルブルして気持ちわりぃ」 「しょうがねえな、手伝ってやる」 キスしながらローターを首にあてると、涼太は肩を小刻みに震わせる。 「ぅ、ぅあ、あ・・・」 「気持ちよくなってきた?」 「ぁ・・・、な、て・・・ない」 こいつ、ほんと素直じゃねえ。 俺に隠し事したこと、死ぬほど後悔させてやっからな・・・。 咥内を舌で犯しながら、ローターを首から徐々に下げていき、乳首に掠るくらいにあててみる。 「うぁ!あ、あぁ・・・やぁ、あ、あ」 涼太のからだが跳ねて、すぐにぴんっと乳首が立つ。 「青、やだ、い、たいっ」 涙を溜めた涼太が、俺の腕をぎゅっと掴む。 この顔、マジ堪んね・・・。 ほんとかわいい。誰にも見せたくねえな。こんな涼太。 「ほんとに痛いだけ?」 俺がそう聞くと、涼太は顔を真っ赤にして、目をパチパチさせた後、コクコクと頷く。 「嘘つき」 わかりやすいヤツ。 ほんとはめちゃくちゃ感じてるくせに。 既に反り勃った涼太のものに、パンツの上からローターを添わせる。 「うっ、ふぁ、あ、あぁっ」 「涼太は、前より後ろの方が喜ぶかな~?」 「あ、やだ、いっ入れたら、絶対っ、だめっ」 「なにソレ。フリ?入れて欲しいって解釈でいい?」 「ちがっ、あ、ちがう」 ローターにコンドームを被せて、涼太の後ろにローションを垂らすと、涼太の膝がカタカタ震えた。 「入れる前から期待してんの?ほんとやらしーな、涼太は」 「ちがうっ、こ、こわい、からっ」 ぐ、とローターを後ろの穴に指で押し込み、涼太のイイ所にあたる位置に置いてくると、涼太は腰を捩り出す。 「あぁ、あ・・・や・・・も、やあ・・・あ、んん・・・」 「どお?もう俺に隠し事しねえって誓える?」 「あ・・・ち、ちかう、ああっ」 「俺の、欲しい?」 「ぅ・・・ほし」 「ちゃんと言えよ。じゃないと、涼太の苦手な機械にイカされることになるけど?」

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