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【case1.お兄ちゃん】
説明会、面白かった。
迷って遅刻しちゃったけど、優しい先輩もいたし。
やっぱりあの大学に行きたい。
「そう言えば……もらった栄養ドリンク、誰にあげよう?」
「ただいま~」
自分の部屋でマッタリしていると、大学生の兄ちゃんが帰ってきた。
時計を見ると、もう18時だ。
「お帰り~」
部屋を出てリビングまで行くと、兄ちゃんがだらしなくソファーに伸びていた。
スポーツ推薦で入学したからか、毎日部活が忙しいんだって。
「お疲れ様。すぐに夕飯温めるからね」
ちなみに、ウチは両親共働きで、帰りは夜中。
だから夕飯は、お母さんが作り置きしてくれた物を、レンジで温めて食べる。
――料理は苦手なんだよ。
* * *
「「ごちそうさまでした」」
夕飯を食べた後、僕は部屋からあのドリンクを持ってきた。
「兄ちゃん、これあげる。今日の大学の説明会でもらったんだ。凄く美味しいんだよ」
「へぇー、ありがとな」
* * *
その夜。
僕はお尻の違和感で目を覚ました。
熱い塊が、後孔を出たり入ったりする。
内肉を擦られる感触が気持ち良い。
「あ、ん……なに……?」
ぼんやり目を開けると、なぜか僕の足の間に兄ちゃんがいた。
兄ちゃんが腰を前後に振る度、内肉が擦れる。
もしかして、兄ちゃんのちん○、入ってるの?
「あぁっ……ん……兄ちゃ……?」
「お前……俺に何を飲ませた?」
「え……? ひゃん……」
何を飲ませたって――さっきの栄養ドリンクの事?
「俺のナニが元気になり過ぎて、全然収まらねぇ……手伝え」
「ん……手伝うって……あっ……あぁん……」
なんでだろう?
僕、お尻にちん○突っ込まれてるのに――
「あぁっ……はぁ……良い……気持ち、良い……」
兄ちゃんが突き上げてくる度に、身体がゾクゾクする。
声が止まらない。
「あぁん……」
「そんなに気持ち良いなら、もっと良くしてやる」
ニヤリと笑った兄ちゃんが、激しく腰を振り、僕の内を掻き回してくる。
「あっ、あ……あぁっ……」
奥、突かれるの気持ち良い。
「あん……もっと……もっと突いて……あっあ……うん……」
いつの間にか張り詰めていた僕のモノが、突き上げられる度にブルンブルンと揺れ動き、先端から透明な蜜を垂れ流す。
快感に首が仰け反り、喘ぎが止まらない。
「あっ……あぁっ……もっと……もっとぉ……」
「うっ……ヤベ……イくっ……うっ!」
「あああぁぁんん……!」
お腹の奥に、熱い何かがドプドプと流れ込んで来る。
僕はゾクリと震えた。
――もっと欲しい。
かなり切実にそう思ったけど、フッと満足そうな息を吐いた兄ちゃんは、あっけなくちん○を抜いた。
僕のお尻から、ドロリとした熱が溢れ出る。
「スゲェ……気持ち良かった……」
そう言って兄ちゃんは、その場に座り込み、壁にもたれて寝ちゃった。
風邪ひかないでね。
て言うか、僕――まだイってないのに……
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