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【case2.知らないおじさん】
兄ちゃんが寝ちゃって、身体の熱をもて余した僕は、近くの公園へ行った。
夜だから誰もいない――と思ったら、奥のベンチに男の人が座っている。
落ち込んでいるみたい。
「あの、大丈夫ですか?」
「君は――?」
男――おじさんが言うには、ずっと付き合っていた人と別れちゃったんだって。
「おじさん、これあげるから元気出して」
「これは?」
「大学の説明会でもらった栄養ドリンク。凄く元気になるんだって」
「……ありがとう」
にっこりと笑ったおじさんが、その場で蓋を開け、一気にドリンクを飲んだ。
――あれ?
なんか甘い匂いがする?
凄く良い匂いで、頭がふわんとしてきた。
同時に、身体の内側から、ブワッと熱くなってくる。
なんでだろう?
兄ちゃんにちん○を突っ込まれたお尻が疼く。
フッと、おじさんと目が合った。
「……おいで」
急に立ち上がったおじさんが、僕の手を引いて茂みの方へ移動する。
「君のお陰で、凄く元気になれたよ。……何か、お礼がしたいなぁ」
「お礼なんて……あんっ……」
後ろから僕を抱き締めたおじさんが、ズボンの膨 らみをなぞるように、ぞっと股間を撫でてきた。
「君も、興奮してるんだね」
「だってぇ……んっ……さっき……イけなかったから……あぁ……」
気持ち良い。
知らないおじさんに、股間を撫でられてるのに――
おじさんの手、凄く気持ち良い。
「さっき……? 他の人ともこんな事をしているのかい? けしからんな……」
「あんん……もっと、触ってぇ……あっ……んっ……イかせてぇ……」
気持ち良過ぎて、喘ぎ声が止まらない。
悶えていると、おじさんがゴクリと喉を鳴らした。
「おじさんも、気持ち良くしてくれるかな?」
少し上擦った声で、おじさんが呟く。
もう口で答える余裕がなかった僕は、コクコクと何度も頷いた。
「嬉しいな……」
そう言って僕のズボンを脱がせたおじさんが、僕を芝生 の上でよつん這いにさせる。
僕のモノから滴った先走りが、芝生に吸い込まれていった。
おじさんの指先がお尻の穴を撫で、兄ちゃんに出された物がトロリと零れる。
「あぁ……」
「溢れてる……これなら、すぐに入るかな……?」
「あふ……入れて……んくっ……あぁっ……」
ツプッと内に入ってきた指に、身体がゾワリと粟立つ。
ゆっくりと穴の内を掻き回され、肉壁が歓喜に震えた。
「あ、ン……はぁ……あっ……」
おじさんの指、ゴツゴツしていて気持ち良い。
入口を広げようとするおじさんの指が、不意に気持ち良い所を掠めた。
「あぁん……ソコ……」
「ん? ここかな?」
さっき気持ち良かった所を、おじさんの指にカリカリと引っ掻かれ、僕の喉から甲高い悲鳴が上がる。
「ひぁ……ソコ、いい……イっちゃう……っ!」
もう少しで出る、と言う所で、おじさんの指が抜かれた。
これじゃ刺激が足りない。
不満に唇を突き出して振り返ると、おじさんがワタワタとズボンを脱いでいた。
おじさんの太いモノがビンと上を向いて、僕の喉がゴクリと唾を飲む。
「おじさんの息子も、君の内に入らせておくれ」
「うん……入れて……」
期待に揺れるお尻を、おじさんの手がガシッと掴み、穴の縁に熱い肉棒が押し当てられ――
「あっ、あ、ああああぁぁぁッ!」
ズプンと奥まで挿入され、僕の背中が快感にしなり、目の前がチカチカと明滅した。
おじさんがクスクスと笑う。
「入れただけでイっちゃったね」
おじさんに軽く突き上げられるだけで、僕の自身から白濁がトプッと溢れた。
射精の余韻に、足がガクガクと震える。
「本番は、まだまだこれからだよ」
「あん……らめぇ………今動いちゃ……あぁ……」
口ではダメと言いながら、敏感になった内肉を擦られて、僕の身体は歓喜に震えた。
放出したはずの熱が、またお腹の内でグルグルと渦巻く。
すぐに僕は快楽しか考えられなくなった。
「あぁん……イくぅ……またイっちゃう……」
「私も……」
おじさんがさっきよりも激しく突き上げてきて、グポグポと卑猥な音が響く。
僕は強すぎる快楽に目を見開いた。
「あぅ……イく……イくぅ……あっ、ああああぁぁぁ!!」
「……クゥッ」
絶頂に呑まれる寸前にお尻がキュッと締まり、奥に熱い物が叩きつけられる。
気持ち良い――
僕はやっと満足して、熱い息を吐いた。
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