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Daydream(手塚×不二)

 これは夢?それとも現実? 「好きだ、不二」  あの堅物な部長が、僕を好きだ…って? 「おかしい、か?」  不安そうに見下ろしてくる彼。あぁ、純粋が故に、きっと彼は何の弊害も気にしないのだ。 「おかしくなんかないよ、手塚……僕も、好き」 「……本当、か?」 「うん」  そして僕も、何にも厭わない。これは、僕たちだけの世界の話だから。 「愛してる」  どちらからともなく囁いて、自然に唇が重なって、今、僕らは幸福の夢を見る。 END 自サイト拍手過去お礼でした。

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