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亜麻色の誘惑(白石×不二)
静かな空間に、不似合いな軋みの音が響く。シーツを擦る衣擦れが、やけに耳に通った。
「綺麗や」
透き通る様な関西訛りが熱を生ませる。
「ふふ、本当?」
「ああ、このまま人形にしたいくらい」
「それは駄目かな」
「残念」
僅かな月明かりの中、一糸纏わぬ姿で重なる二人は深い口付けを交わしながら快楽の海へと沈んだ。
END
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