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第27話 桃香side
「…ん…ふぁぁ…はぁ…。」
せっかくフレンチトースト作ってっておねだりしてもらえたのになんか猫貢人が可愛くてついキスしちゃいました。
「…ぷはぁ…。とうか…フレンチトースト作んないの…?」
「作る。けど、猫貢人が可愛すぎてキスしたくなっちゃった。」
相変わらずキス下手なところとか、お家って言うところとか。
…色々可愛すぎて無理。
「あの、さ…桃香。今日さ、せっくす?するの?」
「猫貢人がしたいならいっぱいしてあげるよ?でも、昨日の今日だし体辛くない?」
「…桃香が優しかったからそんな体辛くない。だから…シたい…。」
むっちゃ可愛いなぁ。
「じゃあしよっか。お風呂入っておいで。フレンチトースト作っておくから。」
「うん。ありがとう。」
笑顔が眩しすぎて直視できない。
なんでこんなにも可愛いんだろ。
「フレンチトースト豪華にしちゃお。喜んでくれるよね。」
猫貢人をお風呂場に送り出し呟く。
明日一緒に出掛けたいから体辛くないようにしないと。
思いっきり甘やかしてあげようかな。
猫貢人は甘やかされるの好きみたいだしね。
ほんとはちょっといじめてみたいんだけどなぁ。
まぁまた今度だな。
「桃香…。」
猫貢人が後ろから抱きついてくる。
お風呂からあがったのか。
見上げてくる顔は火照っていてすごく可愛い。
「猫貢人、髪拭きな?風邪引いちゃう。」
「別にいいし。…桃香と離れたくないし…。」
…くそ可愛い…。
今すぐ襲いたいけど我慢我慢。
「フレンチトースト出来たから食べよっか。あ、その前に髪の毛拭いてあげる。おいで。」
髪濡れてても可愛いけど風邪引いちゃうし。
「ん~…。」
優しく拭いてあげると気持ち良さそうな顔するのがまたなんとも言えないほど可愛すぎる。
「おしまい。さ、食べよっか。」
「いただきます。」
目がキラキラしてて可愛い。
ほんと見ててあきない。
「…桃香…あの…。」
猫貢人が目をつむって口を開ける。
あーんしてほしいのか。
可愛さ1000000点。
「あーん。」
「うまい…。」
「そらよかった。」
この後も甘ったるい時間が続くと思うと幸せすぎる。
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