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第33話 R18

 空はもう体力も尽き、ただ雪人が与えてくれる痛みと快楽に翻弄されるがままだ。  指を三本に増やした雪人は、涙に濡れた空の頬へキスをしてから言葉を紡ぐ。 「本当に人間の体と作り、おんなじ。……空の前立腺、触るから……覚悟してて」 「え? なに……? ひっ……」  雪人が言う『前立腺』というのに触れられた途端に、大げさでもなんでもなく死ぬかと思うくらいの快感に襲われた。 「いや……も、やめ……変になっちゃう……雪、人っ……」 「空のその顔、たまらなくエロくて、かわいい……」  雪人が空の目尻にたまった涙を舌でやさしく吸い取ってくれるが、それにも感じてしまう。まるで宇宙遊泳でもしてるみたいに体がフワフワして、意識が遠ざかっていく。  空が意識を手放しかけた瞬間、雪人の指がゆっくりと出て行った。 「……空、大丈夫か?」  気づけば雪人の端整な顔が空の顔をのぞき込んでいた。 「……大丈夫……じゃないっ……」  力の入らない目で睨みつけると、雪人は苦笑する。 「ごめん……。おまえがあまりにもかわいくて、ついいじめたくなっちまった……」 「……雪人の馬鹿、いじめっ子。ドS」 「はいはい。シャワールームまで抱っこして行ってあげるから機嫌直せよ」  そう言って雪人が空の体を抱き上げようとしたとき、空の太腿にそれが当たった。 「……雪人……」 「……気にしなくていいから」  苦笑を深める雪人。 「でも……」  空の腿に当たったもの、それは雪人の勃起した雄だった。  まだ幼い空の性器とは違い、大きくて固くて熱い大人の男のそれ。  空は思わずごくりを唾を飲み込み、雪人の昂ぶりに見入ってしまう。

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