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【8】-2

 妙に手際よく服を脱がされ、ルイと同じ姿になった雫はベッドに押し倒された。 「雫……、愛している」 「ルイ……」  生身の人間であることを教えるように、ルイの中心が立派な形に姿を変えていた。それを押し付けられた雫のそこも、すっかり熱を帯びて硬くなった。  互いのものを絡ませて腰を揺らすと、喉の奥から熱い息が喘ぎになって零れた。 「あ、ルイ……」 「雫……」  愛している、と囁かれて、胸がいっぱいになった。 「僕も……。ルイを、愛してる……」  ルイの動きが自信に溢れたものに変わった。雫の身体をくまなく愛撫し、甘い声を上げさせながら、後ろのすぼまりをちゃくちゃくと攻略していった。  その手際のよさに、もしかすると慣れているのかと、かすかな疑惑と嫉妬が頭をもたげた。  しかし、それらはすぐに愉悦に押し流された。  はっきり言って、ルイはうまかった。  初めての雫がうまい下手を判断するのは難しいが、とにかく気持ちよくて、何度も恥ずかしい声をあげてしまった。  本来は受け入れるための場所ではないところにルイの立派なものを挿入されて、さすがに最初は痛くて悲鳴をあげたのだが、カエルとの合体を模索したことを思えばささいなことだった。  その痛みさえも、ルイの手際によって、痛いのに気持ちいいという複雑で癖になりそうな悦楽に変えられた。雫はルイを後ろに含んだまま最後の頂に上り詰めた。

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