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ソファの背凭れに肘をかけて一哉の方に身を乗り出す諒一。
諒一「セフレも切れよ?」
ソファにもたれたまま首だけで諒一を見る一哉。呆れ顔。
一哉「女かお前は」
諒一「馬鹿だね。男の方が嫉妬深いんだよ?」
男前な顔で微笑む諒一。
ぶれる視界。
諒一をソファに押し倒す一哉。
上から覗き込む一哉の顔。
諒一「綺麗になったね、一哉」
一哉の頬に伸びる諒一の指。
一哉「諒一様はその綺麗な男に抱かれてぇの? それとも抱きたいの?」
押し倒されたまま一哉の頬に触れている諒一の姿。
諒一「…考えてなかったな」
苦笑する一哉。
一哉「やっぱお前馬鹿だろ」
諒一「こんな綺麗な顔してたら、抱く事しか考えないって」
一哉「お前一遍犯してやろうか?」
ニッと笑う一哉。
諒一の脚の間に一哉の手が滑り込む。
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