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一哉のナカに注ぎ込んだ諒一の雄芯がずるりと抜け落ちる。
諒一「は…ぁ、一哉…」
強引に一哉をひっくり返す諒一。口づけを落として一哉の胸にへたりと倒れ込む。
一哉「……重いっつーの…」
諒一「……無理…疲れた…」
一哉「…ったく」
諒一の髪を優しく撫でる一哉。だがニッと意地悪そうに笑う。
一哉「弁護士なんてやってる諒一様にはハード過ぎたか?」
諒一「…気に入らない」
一哉「ああ? 人のケツ掘っといてえらい言い草だな諒一様よ」
じろりと一哉を睨む諒一。
諒一「何でお前はそんなに余裕なんだ」
一哉「お前より体力あっからな」
諒一「それにしたって初めてのくせにその妙な手慣れた感は何なんだ」
一哉「そりゃ常日頃からところかまわずいちゃついてくれる親父らのおかげじゃねぇか?」
呆れたように天井を見上げる一哉。
一哉「あいつら身内の前での羞恥心なんか持ち合わしちゃいねぇからな。しかも変態だし」
諒一「は…?」
一哉「人の事呼びつけといて盛ってるとかマジで勘弁して欲しいわ」
諒一「それってどういう状況…」
*回想 フレデリックの部屋。大きなデスクと応接用のソファ。壁には本棚がある。
大きなデスクに突っ伏す一意を後ろから攻め立てるフレデリック。一哉がドアを開けたところで固まっている。
一意「んっ、あ…ッ、フレ…ッド…」
一哉「ッ…!?」
気づいたフレデリック。
フレデリック「見たね?」
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