13 / 141

大事な石(6)

ぐるぐるきゅるきゅる…… お腹の中は今にも暴動が起きそうなほど 入れられた液体が暴れ狂っている パクパクとなんとか呼吸しながら耐えているがフェルはもう限界だった 「ごめんなさ……いっ…いいこ…にしますっ!」 必死に懇願する 「だしたい…っ おね…が…!」 ピンと四肢を突っ張るフェルを楽しげに腕組みしながら見下ろす 「だしたら これを入れるんだぞ?いいのか?」 と自身の猛りを見せつけるように指差す 驚愕ののち美しい瞳が絶望の色に変わる 「つ…むり……む…はいら…なっ!」 必死で訴える 「だろうなぁ…裂けちゃうかもな いたいだろうなぁ~」 楽しげなカーティスとは逆に 限界を迎えつつあるフェルの顔面は蒼白になり息も絶え絶えである フェルの手足を拘束していた革紐をほどいていき床に下ろした やっと開放され安堵したフェルを上から見下ろしつつ自身をブルンッと揺らしながら命令した 「くわえろ」 と 「っ…ぁあ…さ・・・さき・・っに・・・」 限界とばかりにカーティスの右足にすがりつき懇願する 「何度も言わせるな」 冷たく言い放った 額から汗が流れ落ちる… (くるしぃ……しん…じゃぅ…) カーティスのそそりたつ肉棒を震える手でつかむと再び口の中にそれを含んだ 「口をすぼめろ そうだ もっとツバをからめて」 興奮した声音でフェルの美しい黄金色の髪をなでながら教えるが 小さな口には半分くらいしか収まらない 嗚咽しながらも必死で教えられたとおりにするフェルの顔は 汗と涙ですでにグチャグチャだが、 それもまた怪しい美しさを際立たせ一層興奮するのである (はやく…!はやくし…ないと おなっ…しんじゃ…ぅ) 必死でズボズポと小さな口に出し入れする 2回めともなりなかなかイカない 「そうだ 口から出して下から上になめあげたり 下の袋も含むんだ」 必死に言われたとおりにするが喉奥まで突かれると吐き気をもよおす 「よしよ…いいこだ オレの目を見ながらやれ」 見上げるフェルの瞳がゆらめきを放ちカーティスは一気に高ぶり抽送をはじめた フェルの頭を押さえつけ喉奥めがけて何度も腰を打ち付け、己の欲望を解放した その時 グルゥルルル キュルーーーッ! 限界だった  全身を痙攣させ目はうつろになり言葉にならない叫びを上げながら カーティスの吹き出したものを浴びながらフェルは後ろに倒れた チッと舌打ちしながらフェルの蕾を栓していたモノを一気に引き抜くと ブッシャァアーーーッ!!と勢いよく液体が噴出した ピクピクと痙攣しながら 「ごめ…な…ぃっ」とうわ言のように言い続ける その体を引きずり隣の小部屋に連れて行くと 冷たい石の床に横たわらせ、そこにあった桶で冷たい水をフェルの全身にかけた 「っめ…っ!!」 あまりの寒さに体を丸める 容赦なく水を何度もかけ、全身をキレイにするべく撫で回す ケガをしている背中に手が触れるたびにのけぞるフェル 背中からツーッと指を滑らせ、後ろの蕾に到達すると再び人差し指を挿入する 「ぅう…っあぁああ……」 何度入れられても気持ち悪く痛みを伴うその行為にとめどなく涙があふれる (一体いつまでガマンしたら……) 宝石のような瞳から流れ出る涙をそっと舌でなめとると カーティスはバスタオルでフェルを包み抱き上げた

ともだちにシェアしよう!