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懺悔 (4)

晴天の霹靂ってこういう時に使う言葉だっただろうか? 『司教様にご教授願いたいです』 まさかの司教指名にネヴィルのように鼻血を吹き出しそうになる 閉鎖環境に育ったせいか 大貴族のアークライトや王子であるジュリアスに対しても 他の人が感じるような畏怖や尊敬の念が薄いフェル だがそれは嫌な気持ちは少しもしなかった 打ち解けて笑顔をみせて懐いてくれている それがたまらなく可愛らしく愛おしいとさえ思っていた だがしかし神の使いである司教に対してもだとは… ってか司教指名ってことはオレ!?オレなのかっ  いやオレじゃない司教か いや それってオレかっ この部屋の外ではアークライトが懺悔の終わりを待っている この状況で… 「好きな人の顔を思い浮かべなさい」 「好きな人…?ママ…?」 「違います 身内はダメです」 「今1番会いたい人 抱きしめて欲しい人はいますか?」 会いたい人…ジェイ 「はい」 「その人を頭に思い描いて」 ズボンのベルトをはずし前をくつろげ 幼い自分自身を引き出す 天使のようなフェルの痴態に興奮が止まらない 白魚のような汚れなきその小さな性器から目が話せない 「司教様…これをどうすれば…?」 シャツの裾を口に咥え上目遣いで問われると ジュリアスの性器も痛いばかりに天に向け反り返っていた 「右手で握りユックリと上下しなさい 会いたい人を思い浮かべて」 目を閉じてゆるゆると上下するフェル 「好きな人に愛していると言われているのを想像して」 「今 愛する人にキスされていますよ」 ジェイ…  想像するのは幸せだったあの日のジェイ 抱っこしてくれた おんぶもしてくれた 頭も撫でてくれた 『大好きだよ』何度も言ってくれた それらを思い出し教えられたとおりにするが全く勃起する気配もなかった 「…うまくできません」 涙目になるフェル その様子を見て 自身に触れてもいないのに先に達してしまいそうだと頭を抱えるジュリアス 仕方がない… 覚悟を決めた 眼の前の木の小窓が開いた そこから現れたのは思ったよりも若々しい司教の手 ビックリする暇もなく司教の手がフェルの大事なところを握っていた 「は…ぁう…ん…」 変な声が出た 懺悔室で司教にペニスを扱かれる図 神を冒涜している… などとフェルが思うはずもなく ジュリアスも興奮で抑えが効かなかった 「司…教さまっ」 大きな手にペニスをユルユルとなでられる 「ご教授…おね…っ」 「わかった 私の手に手を重ねなさい」 「今から私はあなたの会いたい人です」 「はい…」 ゆっくりと力強く触ってゆく 「愛しているよ…」 ジェイに触られている 「大好きだ もっとエッチな顔を見せて」 ジェイの声 「唇を合わせよう ボクだけのものだよ」 フェルのペニスに芯ができる だんだんと司教の手の動きが早まる ピンク色の小さいペニスからヌラヌラとした粘液が出てくる 「先走りの液が出てきているよ…気持ちいい?」 小窓に向け下半身を露出し手で扱かれる だんだんと早まる動きに息が乱れる 「んっ…はぁ… し…しきょうさまっ! なんだか変っ」 「司教ではない 私はキミの会いたい人だよ」 「ほら 思い浮かべてご覧…」 ヌルヌルを利用して高めていく 「好きだよ 大好き 抱きしめているよ」 「はぁっ…あぁ…」 目がうつろになり膝がガクガクする 「やぁ…!なんか!なんか…来るっ」 「そのまま 全て私に委ねて!愛してるよ」 追い詰めるように上下する速度を上げていった 「やぁ…だ めぇ… ああぁああああ!!!」 足を床に突っ張らせ白濁したものを小窓や手に撒き散らせながらフェルはイッた

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