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告白【4】

****ジュリアス視点***** 今日のオレはかっこ悪いことこの上ない 告白から懺悔へとプライドをかなぐり捨てて 請うように言葉を続けた それが出来たのもアークの言葉とこのサシェのおかげだ そして 『ボクも最初から好きでした』 『大好きです… ボクの1番大切な人になってください』 そう言われた途端 無様だがオレは泣いてしまっていた そのオレの涙を拭うようにフェルのキスが降り注ぐ 見つめたその瞳は薄暗い部屋の中で蝋燭の光を受け緩やかにきらめいていて いつも以上にキラキラして美しく この美しい瞳を独り占めできたという事実に心が歓喜していた 『キレイ…』 窓の外に視線をやるフェルの言葉を聞き二人で窓辺に移動する オレの腕の中でウットリと流星を見ているフェル 流星なんかよりフェルのほうがよっぽど綺麗なのでオレは空なんか見ちゃいなかった 我慢できずに後ろから抱きしめた腕に力が入ると フェルは上を向き視線を合わせてくる その顎に手を添え浅い口づけを交わす 何度も繰り返しているとフェルが落ち着かなくなり ドアのほうを気にしている アークは最初からオレと会わせるためにここを用意してくれたので来るはずがないのだが この後の事も考えカギを閉めておいた フェルの元に戻り再び腰を抱くと 両手を合わせ祈るように何か考え事をしている カギをかけたことにより よからぬ気持ちが沸いてきてオレはフェルを抱き上げ 床に敷かれたラグへと移動した 抱き上げたフェルの軽さに驚きつつ 香る甘やかなフェルの体臭に股間がキツクなる 『オレといる時はオレのことだけ考えてくれ』 キスをしながらフェルのシャツのボタンをはずしていく キスをしていた唇がわずかに震えるのを感じ 『怖くないか…?』と聞くと オレの首に抱きつき耳元で 『大好きです…ジュリアス様になら何をされても…ボクは…こわくな――― 脳が沸騰するかと思うほど熱くなり フェルを押し倒しその体に舌を這わせた 夢にまで見たフェルの肌は今までに触れたことがないような 柔らかで頼りなく、だが弾力がある手触りで 永遠になでさすり吸い付きたい衝動に駆られた (焦るなオレ…怖がらせずにユックリと…) 頭の一部でそう警鐘が鳴るのだがおれの手は止まらない 股間が悲鳴を上げるほどに猛っているが四つん這いの姿勢なのでフェルには気づかれていないはずだ 舌を這わせつつ上着を脱がせると フェルの背中の傷が目に入った フェルの心にまで傷を負わせた過去の非道な行為を目の当たりにしオレは愕然とした こんなに綺麗な生き物にこのような傷をつけた顔も知らないなんとか夫人に殺意が芽生える 『このような傷をつけたヤツを見つけ出し処刑したい…』 心からの叫びだったがフェルを怖がらせてしまったのか 瞳に怯えの色が見て取れた フェルのトラウマは深い それは司教のフリをして懺悔を聞いていたあの頃からわかっていた デレックの行為でまた再燃して悪夢で眠れなかった事も――― オレは己の肉欲に負けてフェルに無理をさせているのではないか… 『ジュリアス様…もっとキスしてください』 両手を差し出しキスをねだる愛しい人 その体を抱きしめそっとキスをした ダメだ…その先に進むのはまだ早い…… その夜オレは精神力を総動員して自身の欲望を抑え込んだ

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