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本文31

壱歌「(顔を真っ赤にして)い、今のは、別にっ……き、キスとかじゃねぇからな! ね、猫に舐められたと思っとけ!」  求の肩に顔を埋め、ぎゅうっと抱きつく壱歌。 求 「(笑顔で)はい!」 壱歌「だからって……お前の猫になるわけでもないんだからな!」 求 「……はい(しょんぼりした顔)」 壱歌「な、なってやってもいいけど……その……猫のほうが偉いんだからな!」 求 「はいっ! やったあ!」  高い高いをするように壱歌を抱えあげる。

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