熱い。そして硬い。 スエットの上からでも筋が浮き上がっているのがわかり、口の中に唾液が溢れてきた。 ごくりと飲み込んだ音がでかくてびくっと肩が上がった。 もっと戸惑うと思っていた。 触ってと言われても触れないかも、とも思っていた。 ここまで余裕で、さらには直に触れたいとすら思っている自分に逆に戸惑っている。 キスしている時や終わった後の侑司はものすごく色っぽい。 俺を好きだとか触りたいとか気持ちいいとか、そういう色んな感情が溢れ出している。 それでも欲望を押さえ込んで俺の気持ちを優先してくれている。 それがわかって、俺もたまらなくなっていた。 ちゃんと伝えよう。 お前と同じ意味で好きだと。 収まっていた俺の性器がいつの間にか勃ち上がっていた。 ソコだけじゃなく、身体全部が熱い。 抜くだけでは収まりそうにない熱を逃がすために侑司の腕の中から抜け出し風呂に入った。