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俺の思いは急ぎすぎですか。

「あのな、まずは、返事を待たせてごめん」 遥さんがペコンと頭を下げる。 「え、いや、あの、止めてください」 慌てた俺の声に遥さんが顔を上げにいっと笑った。 いつもの遥さんにほっと息をついた。 「ここで一緒に暮らさないか」 一瞬心臓が止まった気がした。 「はっ!?」 「今から説明する」 遥さんは笑みを口元に浮かべたまま俺の頬を優しく撫でた。 「お前に一緒に暮らそうって言われて考えた。 俺はお前を手放したくない、何があっても。 それを形で表したいとも思った。 俺の気持ちは変わらないって、その、証明みたいなの」 少し照れた遥さんに笑みが漏れた。 「お前もうちょっとで誕生日だろ、プレゼントも兼ねて何か贈りたいとも思ってて、それで兄ちゃんに話しをしたんだ。確認したいこともあって」 「はい」 「兄ちゃんが趣味?みたいなヤツで不動産とか株とかやっててさ、 随分昔に俺にもやれって言ってきたんだけど、何回聞いてもわかんなくて、 好きなの選べって選んだ株を兄ちゃんに管理してもらってたんだ。 その金額がどれくらいなのかこないだ聞きに行ったの」 株?不動産? よくわからなくなった話しに首を傾げる俺の頭を遥さんがよしよしと撫でる。 「んー、まぁその金額聞いて俺もビビった。これまで全く触れずに忘れてたし、普通に給料でやってたから。 でも聞いたら腹が決まった。 情けないけど、兄ちゃんに色々聞いたり手伝って貰って、えーとな、ここ、……………買ったの」 「はぁ!?」 音をつけるなら、えへっ。 首を傾げて遥さんが悪戯っ子のように笑った。

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