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俺は何度惚れればいいですか。

翌日仕事を終え薫さんとの約束の店に向かう。 遥さんは腰を擦るようにしながら身体を反らす。 「大丈夫ですか?」 「ん、朝より楽になった」 俺の顔を見て遥さんが軽く噴き出す。 「そんな顔しなくても大丈夫だって。煽ったの俺なんだろ?」 「それはまぁそうですけど…」 簡単に煽られる俺も俺だ。 昨夜一度だけと遥さんを抱き、ゴムの始末をしていた俺の背中に遥さんが抱きついた。 「いっぱい出た?」 「え、ちょっと、遥さん」 「あ、ふにゃふにゃの舐めたい、舐めていい?」 「え、な、なんで」 「だってお前見るといっつもバキバキなんだもん」 「い、や、だってそれは」 「ふにゃふにゃいただきまーす」 あーんと口を開けた遥さんにパクリと咥えられ唇と舌で遊ばれるように弄られるとすぐに硬さを取り戻す。 「あーぁ、すぐ大っきくなっちゃった」 括れをぺろりと舐めてから遥さんが零す。 「これ、どうするんですか」 「もったいないから、………挿れる?」 「挿れます!」 二回戦に突入してしまった。 「すいません…」 「いいってば」 謝る俺の頭を遥さんがよしよしと撫でる。 「俺で興奮してくれるのが嬉しいから謝るなよ」 「一生興奮し続けます!」 ふはっと噴き出すように笑った遥さんと胸を張って宣言した俺の頭が後ろからスパーンと叩かれた。 「君たちは往来で何て会話をしてるのかな」 顔を赤くした薫さんが二発目の準備をしたまま怒りで震えていた。

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