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俺の恋しい人。

「………怠い」 「す、すいません…」 リビングのマットの上でうつ伏せになった俺の腰を侑司が揉んでいる。 昨夜盛り上がったままあの後二回も仲良ししてしまった俺の身体が悲鳴をあげた。 「お前の性欲、本当どーなってんの…」 「やっぱり俺動物園入った方がいいんですかね…」 また動物園? 飼育員にでもなりたいのか。 聞いてみたい気もするが、今は何より身体が怠い。 腰はもちろん、脚が、股関節がギシギシガチガチ言っている。 これまで開いてもらったことはあっても、自分が開かされる側になるとは思いもしなかった。 している自分達を客観的に見ることがないけど、たぶんエライことになってるんだろな… 「なぁ、してる時の俺ってどんな?」 「は!?」 必死で俺の腰を揉んでいる侑司を振り返ると真っ赤な顔が驚いていた。 「変じゃない?」 「変な訳ないでしょ!俺の遥さんですよ!」 何の答えにもなっていない。 「妖艶で可愛くて厭らしくて最高です!」 「これまで抱いた人より?」 何気なく聞いた一言で侑司の動きが止まる。 腰を揉んでいた手が髪を撫でる。 「もちろん、全然違います。多分気持ちの違いが大きいと思います」 髪に顔を埋めるようにちゅーをされた。

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