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※俺の溢れる思い。
仕事を終え、夕飯を食べ、風呂に入る。
一緒に入ろう、ダメです。
連日続いた攻防が今夜はなかった。
ホッとしたような残念なような複雑な気持ちを抱え遥さんと入れ違いに風呂に入った。
風呂から出るとリビングの灯りが消されていた。
まさかもう寝た?
寝室のドアをそっと明けると寝室の灯りも絞られている。
ベッドの上のこんもりと山を作っている人に声をかける。
「遥さん?具合悪いんですか?」
答えがない。
山に近づいた俺の腕が凄い力でベッドの中に引かれた。
「遥さん!?」
「抱いて……」
俺の身体の上に跨がるように遥さんが乗っている。
「侑司…」
これほど積極的な遥さんは初めてだ。
俺を跨いだまま上着を脱ぎ落とす。
俺の手を取ると脇腹にぴたりとつけさせた。
「触って、侑司…」
もう理性が猿並みでも猿以下でもいい。
全身で誘われているのに断れるほど俺はできた男じゃない。
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