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※俺と乱れてください。

ギシとベッドが軋む。 昨夜も呆れられるほど触れた身体は簡単に熱を持ち、しっとりと潤み俺を誘う。 「朝から、するの?」 僅かに上がった息をそのままに遥さんが下から濡れた目で見上げた。 「ダメ?嫌ですか?」 頬を撫で左手を掬うように持ち上げて薬指にキスをする。 「嫌って言った方が興奮するなら嫌って言う」 「それもちょっと興味ありますけど…」 額をくっつけて笑い合う。 半開きの唇をぺろりと舐めると遥さんの赤い舌が出てきて俺の舌を舐めた。 舌を出したままじゃれ合うように絡め、落ちかけた唾液を吸った。 舌を入れ遥さんの口内をなぶる。 鼻から口から漏れる息や微かな感じている声が下半身をゆったりと確実に刺激していく。 ぷくりと勃ち上がった胸の突起を撫でてから舌を這わせる。 小さな硬く勃ち上がる突起の感触が可愛くてたまらない。 突起の回りを焦らすように舐め軽く歯を立てながら突起を舐めると、遥さんの腰がびくりと跳ねた。 お強請りするように主張している反対側のも同じように可愛がり、舌を離す頃には目を潤ませ漏れるような色気を漂わせた遥さんがいた。 誰にも見せたくない。 俺だけが知る遥さんのこの姿。 でも誰かに見せたくもなる。 こんな風に妖艶になるのは俺の前だけなんだ、と。

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