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※俺と乱れてください。
ローションを取り出し手のひらに出す。
両手の手のひらで温めてから臀部に塗り付ける。
ゆるゆると勃ち上がったのを根本から舐めあげ括れに舌を絡め、
ちゅるちゅると竿を舐めながら指をゆっくりと後孔に埋めていった。
柔らかい。
思わず呟くように口にすると、遥さんが俺の髪に指を通した。
「もうお前の形になったの。お前がそうしたんだろ…」
水の膜を張った目を揺らしながら言う遥さんを見つめ、指を増やしてまた埋める。
粘着音よりも遥さんの甘い声が響く。
「侑司、もう…」
「イキたい?いいですよ」
舌を這わせていたソレをかぷりと根本まで咥えじゅぷじゅぷと音を立てながら出し入れする。
細切れだった喘ぎが絶え間なく漏れ、細い腰が快感から逃げるように拗じられる。
はぁ…堪らない。
遥さんの身体に触れてない所なんてないけど、全てに触れて舐めたい。
手が二本じゃ足りない。
もっともっと声を上げさせて、身体を捩らせて、これ以上ないほど乱れさせたい。
俺の手と舌、全身で。
「あっ、あ、侑司、」
「出していいですよ」
唾液と先走りに濡れたのを舐めながら言うと、遥さんが刹那そうに顔を歪めて首を振った。
「ちがっ、中に、欲しい…」
「昨日もしたのに、大丈夫ですか」
括れを甘く噛みながら問うと瞬きをした目の端から一筋涙が流れた。
「この時だけ意地悪になるのやめろよ…」
「…でも、それも好きでしょう?」
涙を吸い取るように唇をつけながら囁くと埋め込んだ指が痛いほど締め付けられた。
「全部好きだよ、ばか…」
「遥さん……可愛すぎます」
舌を出し口を近づけると遥さんの口からも赤い舌が覗く。
舌の裏を舐めそのまま遥さんの口の中に入れた。
湿った水音を立てながら深いキスを続けていると遥さんの手が硬く勃ち上がった俺のを握った。
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