17 / 22
15
詩「お兄ちゃんをとられたくないってか?」
詩は虎治の頭を撫でるが、その手を掴まれてしまう。
虎治「詩にぃ、全然わかってない!!」
キスをされる。舌をいれたものだ。
驚きで目を見開き、虎治をみる。
詩「なんだ、お前、そういう意味で俺が好きなのか」
そこではじめて虎治の気持ちに気が付く詩。
虎治「そうだよ」
真剣な顔に、詩はドキッと胸を高鳴らせる。
本気なんだと改めて思わされる。
詩(だから俺を追いかけ続けてきたのか)
詩「気が付かなくてごめん」
虎治「そうだよ! 小さいころからずっと詩にぃしか見ていなかったのに」
ともだちにシェアしよう!