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十空間目⑰

勿論神田さんとしかこんなことをした経験はないし、そんな彼とも数える程度しかしたことはないため、上手い腰使いとかそういうのは全く分からないけれど、それでももっと気持ち良くなりたいがために俺は自らの意志で腰を動かす。 「あっ、んん、んっ、ひぁ、あんん」 しかし、やはり隙間ないほどみっちりと太いものが入り込んでいるため上手く動くのは少し難しい。だけどそんな俺の知識も経験も浅い腰使いでも、物凄い快感が身体を襲ってくるほど神田さんのものはすごい。 「はぁふ、ふぁあぁぁ、っあ゛、ひっ、ん」 「…………っ、」 「あっ、んんっ、んーっ、あぁ、ああぁっ、すごぉ、この……チンポ、っ、んっ、きもちっ、んんっ、はぁ、はぁっ!」 我武者羅に腰を動かして悦楽に浸っていると、急にパシンっと尻を叩かれた。 「あっ、あっ、んん、神田、さ……っ?」 「人のもので勝手にオナるほど気持ち良いのかよ、おらっ」 「んんんん、んっ、ん、きもち、っ、いぃ、です、んぁ、あっ」 「……っ、どエロい顔しやがって」 「はぁう、あっん、このっ、チンポ、好きぃ!あっ、あう、んんっ、んんんぅ!」 「は、っ……好きなのはチンポだけか……?」 「ああっ、んん、ちが、っ、ちんぽ、も……、神田、さんも、っ、んああっ、全部、好き、ふぁあ゛、すきぃっ!」 「……っ、有希……!」 「あっ、ん……!?」 馬鹿正直に自分の気持ちを全てぶちまければ、そのままベッドにボフンっと押し倒されてしまった。そして足首を掴まれて限界だというほど脚を大きく広げさせられる。隠す余裕などなく、ギラギラとした雄の目で全てを見下ろされているというのにゾクゾクとしてしまう自分が居る。そんな体勢のまま根元までずっぽりと入れられて、訳が分からなくなるほどズコバコと激しく突かれて、俺は悲鳴のような声を上げて与えられる快楽に泣き叫んだ。 「んん、ひっ、ひっううぅっ、あん、ん゛ぇ、あっ、ああっん!!」 「……あー、クソっ。可愛いな……っ」 「あっ、んん、んっ、ひっ、んん、あっあ゛!あぅ、んっ、ひぁああっ」 「……っ、何度出しても治まる気がしねえよ」 「ふあ、あっ、あう、あんんん、んっ、んっ!」 「このまま抱き殺してもいいよな?」 「か、んださっ、あっ、んん、っ、ちゅー、っ、して、あっ、んんっ、すき、っ」 「……っ、いい加減にしろよ、お前……」 「んん、んんっ、あ、んっん、んんー、んっ!!!」 舌打ちしながらも俺の希望に全て叶えてキスをしてくれる神田さんが俺は大好きです。

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