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JUGGLING

「ほら、見て? いやらしい顔。そんな顔で電車乗ってたらどっちが痴漢かわかんないですよ。わざといやらしい顔で男を誘ったの? 僕じゃ足りない?」 「ちがっ違う……っ! 誘ってなんかないし、俺に触っていいのは桜井だけだ。あっ、やめ……はあっ、やぁ」  指でぐにぐにと乳首を押しつぶして、強引に唇を奪う。  息継ぎすら奪うように舌を絡めて唾液を送り込んだ。 ──ぬっ、ずぶっずぷっ……  ぐにぐにと中を広げるような動きから、ねじ込んで奥を突くように指を抜き差しする。ぐちゅぐちゅと音を立て中はすっかりとろとろになっていた。乳首をつねる指と連動するように中がうねる。  柔らかいのにきつくて、もっと大きく熱いものを欲するように中へ中へと誘い込むように動いている。 「うあっ! な、んんっ、や、やらぁ。も、だっめ。な。お願い、桜井……あ、あぁっ」 「ひくひくさせて、僕のこと誘って……大悟さんがこんなに淫乱だったなんてびっくりです」 「淫乱じゃな、んいいっ……あっ、もぉ、お願い。やめっ……桜井の、ほしいっひあああっ!」  可愛らしいおねだりとは程遠いものだったけど、僕もいい加減限界だった。  指を引き抜いて、寂しそうにぱくぱくと蠢くそこに先端を当てがう。待ってましたとばかりに、ちゅうちゅうと吸いつかれる。この人は本当僕をどうしたいんだろう。いやらしい僕だけの穴……頭がくらくらするほど興奮する。  痛いくらいに張り詰めた熱を、一気に捻じ込んだ。 ──ちゅぶぶ、ぬちゅ……ずぶぶぶっずぶっ 「あああぁ……ひぃっ、ん、あっ、あっ、つきし、ま……んっ、ああぁ!」 「んん、きつ……、よかった。僕以外が入ってないってことですよね。それとも痴漢は短小でした?」 「ばかっなこと言うなっ……! やめ、んふっ、うあ、ぁん、すごい……あっ、あっやぁ、ひっ、んんっ」  立ったまま強引に腰を引き寄せ、ガチガチに立ち上がった僕のものを捻じ込んだ。散々指で慣らしたはずなのに、きゅうきゅうと締め付けられる。  言葉とは正反対に喜んで受け入れてくれる体に、余裕なんてあっという間になくなった。  バツンバツンと音を立てて打ち付ける。指の後が付きそうなくらい、強く腰を掴んで逃がさないと大きく揺さぶると、大悟さんは縋るところを見つけられず鏡に手をついてなんとか崩れ落ちないように耐えていた。 「あっ、や……はげし、あっ、まって。あっひぃっ、あんあぁん、いっ……あひっ」 「消毒とお仕置きです。我慢してください。僕のなんですから、気軽に他の奴になんて触らせないでください。こっちも濡れてガッチガチじゃないですか。痴漢に会って興奮しちゃった? ほんと、えっちな体……」 「あ、奥だめっ……あああっやら、奥だめ! あっ、やだ出ちゃ……、なんか出る、桜井やら、とめてぇ」 「だめ。ちゃんと反省してください。僕が自分のもの勝手に触られるの嫌いなの、知ってますよね?」

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