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○町のコミュニティーセンター会議室(日中) プロジェクターには「町おこし計画」の文字。 地元のためになる町おこしの企業「白岩コンサルティング」へ転職した匡。 住人にも受け入れられている様子。 匡(こんなに素敵な笑顔を、俺は壊そうとしていたんだな) 住人女性「あの山を崩すって聞いたときは肝が冷えたわね」 住人男性「なんたって昔から、おれたちの遊び場だったからな」 地域住人たちも、山が守られて安心している様子。 匡の先輩女性「永江くん、会場片付けたら直帰でいいわよ」 匡「ありがとうございます」 ○アパートへ帰宅(夜) 匡「ただいま」 キッチンには、匡のための料理をする晴嵐。(黒髪+ポニーテール) 晴嵐「ごめんなさい、修行が長引いて、まだ夕飯できてなくて」 匡「いいよ。大丈夫……それより、おかえりは?」 晴嵐「あっ、おかえりなさい、キョウ」 まだ生活に慣れていない様子の晴嵐。

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