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圭人はそんな智哉が可愛く見えたのか、元気良く返事する智哉の頭を仔犬を撫でるかのように優しく撫でて来た。
智哉「!」
圭人「まー、唯一のマネージャーが卒業しちまったからなー。大変だと思うけど頑張ってくれ」
智哉「は、はい!」
圭人「! やっぱ、かわいーなー智哉は。再婚同士の連れ子だっけ? こんな可愛い弟が急にできるとか春来が羨ましいなー」
智哉「そ、そんなそんな……(照れ)」
圭人「ね、智哉。俺と付き合わね?」
そう言って圭人はニコッと智哉に向かって笑った。
智哉「!? えッ!?」
その言葉に動揺する智哉。
生まれて初めての告白だった。
圭人「俺、男もありなんだよねー。智哉みたいなかわいーのすげータイプなんだわ。考えといて」
智哉「え!? そ、それはあのでも僕……」
そう言われ、咄嗟にグラウンドの真ん中で後輩達と会話している春来を見てしまう智哉。
圭人「春来?」
智哉「え……?」
その視線の先が誰かに気付いた圭人がニタッと笑って話し出す。
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