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第103話
『ただし、次の事が守れると約束してからだ
それを抑えるように…約束ごとをさせる父親。
『うん』
『まず、外出する際はお 前の結界師である優志と一緒の時だけ、1人では外出しないこと、日が暮れる前には帰ること』
『はい』
真剣に頷く…
『外に出れば悪鬼は必ずまとわりついてくる、悪鬼とは話さない、目を合わせない、応えない』
『はい』
『一般人の前では、霊体と会話をしてはいけない、尊の能力を、見えることを知られてはいけない』
『はい』
『最後、屋敷の外では絶対に身体の結界を解いてはならない、これは絶対にだ』
真剣な口調で言い聞かせる。
『守れるか?』
『はい、守ります!』
その言葉に大きく頷き、しっかり約束する。
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