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《お泊まりの朝》
国近のおかげか、うなされることなく、早朝に目覚めた東洞尊。
寝る前側にいてくれた優しい存在を探してしまう。
「…国近さん、」
すでに客間に戻っている国近。
「国近さん、ちゃんと寝れたかな」
そう思いながら国近の様子を見に客間に向かう。
そっとふすまをあげて八畳ほどの和室を覗く。
「……」
早朝のため、国近はまだぐっすり眠っていた。
「国近さん…」
やはり側にいたくて、眠っている国近のもとへ腰を下ろす。
よく寝ていて目を覚ます気配はない。
「綺麗なオーラ…」
国近の周りにきらめくオーラ。
朝日のように温かく美しく見える。
そっと手をかざし、そのオーラに触れる。
「暖かい…」
このオーラに包まれたい…
少しだけ…
我慢できなくて、国近の布団を剥いで、横に寝ようとする。
布団を避けて、仰向けに寝ている国近を見ると…
「…あ」
股間のあたりが少し膨らんでいて…
オーラが濃くなっている。
この現象は…
誘われるように、そっと国近の股間に触れてみる。
「凄い…硬くなってる…」
自分には…出来ないこと…
さらに、布越しにそれに触れて確かめてしまう…
「ん…、ん!?と、東洞…何、お前いつの間に…!」
眠っていた国近も、触れられさすがに、気配を感じて目を覚ます。
いつの間にか布団にいる東洞に驚く。
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