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第224話

久々の性行為に、その快感の波に、国近も自分自身の欲を止めることができなくなっていて… 腰を小刻みに振り続け、熱く繋がった場所は、ぐちゅぐちゅと淫らな音を奏でながら絶頂へと駆け上る。 さらに、東洞の前を擦り上げ…溢れる蜜を引き伸ばす。 「ァ、ぁん!…っんァ、だ、めっ!も、出ちゃうッ」 熱い濃厚なオーラに身体中を犯され続けて… 気持ちよすぎて、我慢できない… 「イけばいい…ハァ、」 そう口づけし、耳元で囁いて、耳たぶを甘噛みする。 そのまま、突き上げを緩めることなく、東洞の中心を激しく扱き続け… 「ァッ、あ、ァン、ィくッ…アァ!」 ビクビクっと身体を震わせ、ついに達して国近の腹に精子を撒き散らす。 「ん、くっ…」 同時に接続部をギュギュッと締めつけられ、国近も堪らず、ぶるっと震えながら熱い迸りを東洞の胎内に解き放ってしまう…。 「ハァ、ハァ…あぁ…国近さんの、熱いのが、僕のナカに…」 純度の高いオーラの塊が胎内に流れ出るのが東洞には分かって… 下腹部を触りながら確かめるようにつぶやく。 そんな様子を見ると、結合を解くのが惜しい気持ちが過ぎり、2、3度ナカを擦り味わいながら… 「ふ、ぁ…国近さん、」 「……東洞、」 そっと、胎内から自分を抜き去る… 中に出すまいと思っていたが予想以上の気持ち良さに結局間に合わなかった…軽く罪悪感に苛まれていると… 「…んッ、ありがとう…、国近さん…僕、幸せです」 「…お前、」 「…国近さん、大好き…」 国近が言葉を出せずにいると、東洞は寄り添ってきて、温かいオーラに触れながら瞳を閉じる。 「ったく…」 大きく息をついて、その青年を抱き寄せ頬にキスを落として横になる。 複雑な想いはあるが、ひとまずこの満足感に浸ろうと思うのだった。

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