273 / 300

第274話

淫らな音をたてて、しゃぶり、吸いつき感情を煽ってくる。 「っ、ん、たける…ッ」 与えられる快感に否応なく呼吸は上がり… 抑えられず、グイっと尊の身体をベッドへ押し倒す。 「あ、啓介さ…ンっ」 そのまま唇を奪い、下半身を弄り、ズボンと下着をずらして秘部へ指を絡める。 「ぁ、っん、」 「……愛している、尊」 すぐに反応する尊の性器、目についたクリームを指に絡め、すぷっと後ろのアナに人差し指を挿入する。 「ァ、っ!ん、あァ!」 指を前後に動かしながら、その場所を探り、刺激していく。 反応するその場所を繰り返しグリグリ攻めていくと、尊の身体はピクンピクンと震え甘い声が溢れ出た。 すっかり勃ちあがり蜜を滴らせる尊の前を口に含み、口腔内で擦り上げ、指で内側から前立腺を繰り返し刺激する。 「ァッ、あん!啓介、さんっ、だめ、ッいくッ気持ちよくて、イっちゃうッ!」 「……」 そのまま刺激を続けると、尊は身体をびくんと震わせて、口腔内に白液を舞い散らす。 「アァっ!ハァ、ぁ、出ちゃった…ハァ、ごめんなさい、口に…」 口の中で、ビクビクッと震えながら達する尊のモノを愛おしくしゃぶり上げ…そっと唇を離す。 「普通にイけるようになったな、良かった」 そう微笑むと、ぎゅっと抱きついてくる。 「ふ、啓介さんっ好きっ大好きッ!」 「おいおい、」 「早く欲しいです、啓介さんの熱いの」 「たける…」 色っぽい唇から零れる、まっすぐ貪欲に求める言葉。  

ともだちにシェアしよう!