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本文14
天 「好き? 俺が? え、ファンてことじゃなくて?」
音愛「えっと、あの……ちょ、ちょっと待ってください」
苦しそうに身体を折る音愛。
天 「え、え? 大丈夫? シノどうしよう」
おろおろして篠宮を見る天。
篠宮「過呼吸?」
音愛「っ、は……そうかも」
篠宮「天。紙袋」
天 「紙!? えーっと」
篠宮「キッチンの戸棚」
慌ててキッチンに向かう天。
篠宮は音愛の背中を擦り
篠宮「ゆっくり息して」
紙袋を持って戻ってくる天。
篠宮がそれを受け取り袋を音愛の口に当てる。
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