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〇自宅・縁側    雪弌が小さな庭を眺めている。縁側から    華奢な足を垂らしプラプラさせる。    〇(回想始め)半年前の自宅・縁側    雪が降っている。    猫姿の雪弌を撫でる洸龍の手。    彼の寂しそうな横顔。 洸龍「お前も独りなのか?」    雪弌、じっと洸龍を見つめる。 (回想終わり) 〇現在の自宅・縁側。    雪弌の頭を洸龍が撫でる。 雪弌「(見上げ)遅い」 洸龍「暑くないのか?」    洸龍が手に持っていたペットボトルの    麦茶を、雪弌の頬に当てる。 雪弌「暑さ寒さはこの体に関係ないからな。  それにもうすぐ夏も終わる」 洸龍「便利なことで」

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