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04
洸龍が雪弌の隣に座る。
慣れた様子で雪弌に口づける。
雪弌も大人しく目を閉じる。
――ちゅっ、ちゅっ……
深くなる口づけ。
ゆっくりと倒れ込む二人。
いつの間にか雪弌の帯は解かれている。
無言で見つめ合う二人、仲睦まじい
ようにも見える。
雪弌、洸龍に身を任せる。
洸龍、雪弌に馬乗りになる。
解いた帯を手に取り、
洸龍「どうして欲しい?」
雪弌の頬、微かに赤らむ。
洸龍の手元の帯を見て、
雪弌「ヘンタイ」
洸龍「お前が言うか」
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